中卒・高校中退者と一般的な高校生との一番の違いは「時間」です。全日制高校に在籍し通学することで、どうしても自由に使える時間が限定されてしまいます。一方、中卒・高校中退者の目の前には、ありあまるほどの時間が横たわっています。それを無駄にしてはいけません。その時間を上手に、自分のために使ってください。

定時制の高校の授業開始は夕方からです。定時制に通う多くの生徒がそうであるように、昼間に働くといいでしょう。そこで十分なお金を貯めることができれば、卒業後の専門学校や大学進学のための学資とすることができます。
通信制高校の多くは私立であるため、学費のことを気にする方が多いようです。しかし私立通信制高校の学費が年50万円を上回ることはなかなかないでしょう。通信制の場合、自学自習がほとんどですので、定時制同様に昼間は働く生徒が多いようです。卒業後の進学先のことを考えて学資貯金ができます。また、定時制よりも自由に使える時間が多いため、自分の夢のためのレッスン時間として様々な活動を行う生徒もいます。
高卒認定試験は年に2回、8月と11月に行われます。どちらで合格しても、進学を考えた場合は、翌年の春まで時間が空いてしまいます。もちろん受験勉強にその時間は充てられます。一方、この空いた時間を利用して留学する、という方も近年増えているようです。新たな環境に踏み出す前に自分の見識を広めておくことは、間違いなく自身の糧となることでしょう。